特徴と訓練
あそか病院における回復期リハビリテーション病棟の特徴
- 多くの診療科を有しており、他診療科の専門医との連携が可能です。
- 急性期病棟を有しており、必要時は院内での加療が可能です。
- 医療相談員が入院時から介入し、早期から退院時の不安解消のためにサポートいたします。
- 必要に応じて、退院前に自宅に訪問し、環境設定や改修などのアドバイスを行います。
- 作業療法士・言語聴覚士が在籍しているので、脳血管疾患による失語症や高次脳機能障害に対してのリハビリテーションも可能です。
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が社会復帰へ向けての支援を行っています。
訓練の様子
食器洗い訓練
泡で滑りやすくなった状態ではいつもとどう違うのでしょうか?
それを確認することもリハビリの重要な役割です。実践を通して練習します。
調理訓練
キッチンは包丁や火の管理など危険がいっぱいです。後遺症による麻痺や、身体の機能が低下していると事故が起こりやすくなります。
調理訓練では一般家庭のキッチンを再現したスペースで包丁やコンロを使用した作業を行います。「現時点でどこまでの作業なら安全に行えるか」という能力評価や「どうすれば安全に作業できるか」といった検討を行います。
布団をたたむ訓練
どのようにすればうまくたためるのでしょうか?
一緒に練習していきます。
階段訓練
普段の生活の中には大小関わらず段差が存在します。
安全に配慮しながら、実際の段差や階段を想定して訓練を行います。
家屋評価での手すりの採寸
退院後の自宅での生活が安全に送れるように、リハビリテーション科のスタッフが必要に応じてご自宅にお伺いし、お部屋の改修や環境調整のアドバイスをさせていただきます。
復職訓練
上記の訓練の他、復職へ向けた機能訓練やパソコン操作練習など、必要となる能力の向上へ向け訓練していきます。