整形外科の専門医療とは
整形外科の代表的な専門医療になります。
その他の疾患も対応しておりますので、宜しくお願い致します。
脊椎
椎間板部分切除術
椎間板ヘルニアなどの疾患で神経を圧迫する椎間板や骨を切除する手術です。
腰椎後方除圧術
腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患で椎弓、靭帯、関節突起の一部を取り除き神経の圧迫を取り除いて痛みを緩和します。
膝関節
人工膝関節置換術(TKA)
人工膝関節は膝の痛みを取り除き、正常に近い膝関節の動きを取り戻すために開発され、 症状の進んだ膝関節を人工膝関節に置き換える手術です。
股関節
大腿骨近位部骨折の手術には1.骨接合術と2.人工骨頭置換術とがあります。
人工骨頭置換術(FHR)
人工股関節は、股関節の痛みを取り除き、正常に近い股関節の動きを取り戻すために開発されました。
1. 骨折合術:骨折に際し骨を接合する手術です。
2. 人工骨頭置換術:骨頭をとり除し、人工骨頭に入れ換える。
人工関節置換術(THA)
症状の進んだ股関節を人工股関節に置き換える手術です。
検査から退院後の流れ
① 診察
手足や背中の痛みやしびれ、変形、歩けない方は当院の診察を受けてください。
② 術前検査
血液検査、X線・CT・MRI、心エコーなどの画像診断を行い、適切な治療方針を立て説明を行っていきます。
③ 手術
手術前にはカンファレンスを行い、疾患に応じた適切な術式を行います。
④ リハビリテーション
関節可動域訓練
立ったり歩いたりするためには、適度な関節の柔軟性が求められます。
受傷もしくは手術直後の時期は、安静が求められる場合がありますが、過度の安静は関節が硬くなる原因となってしまいます。医師と療法士が連携し、適切な時期から運動を始めていきます。
筋力増強訓練
関節可動域訓練とともにリハビリの中心的なプログラムになるのが筋力増強訓練です。
発症からの時期や、患者さまの状況に応じ過負荷にならないように療法士がプログラムを作成します。
歩行訓練
患者さま、個人個人の注意点に合わせて療法士が歩行訓練を行います。
平行棒や歩行器、杖などの補助具を状況に応じて選択し、安全に配慮しつつ、過負荷にならないように行います。
動作訓練
患者さまによって苦手となる動作はそれぞれです。療法士が一つ一つ動作を確認しながら、その方に合った動作を一緒に練習します。
物理療法
温熱・冷感・電気療法(患部に電気を流す治療)などがあり、物理的な刺激によって麻痺の回復や痛みの緩和などを目的に行われます
⑤ 回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟で集中的にリハビリを行う場合もあります。
療法士とのリハビリの時間のみならず、病棟での生活そのものがリハビリになるよう努めてまいります。
リハビリが必要であれば回復期リハビリ病棟にて退院まで継続してリハビリを行います。
⑥ 退院後のケア
自宅での生活が可能なまでに回復し、医師により回復が十分と判断された場合、退院となります。
退院後も当院での診察やリハビリを行い、よりよい生活がおくれるように、サポートに努めてまいります。